歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ) ~ 根の先にできた病変を取り除く精密外科治療
根管治療を行っても痛みや腫れが再発する場合、歯の根の先端に炎症や膿の袋(根尖病変)が残っていることがあります。
そのような場合に行うのが歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)です。
文京区音羽の志賀歯科医院では外科的根尖病変治療を行い、天然歯の保存を目指しています。
歯根端切除術とは
歯根端切除術とは、歯の根の先端(歯根の尖端部)にできた感染組織や膿の袋(嚢胞)を外科的に除去する治療法です。
通常の根管治療では届かない、根の先の感染源を直接取り除くことで、再発を防ぎ、歯を抜かずに保存することが可能になります。
歯根端切除術が必要となるケース
- 根管治療を行ったのに、腫れや痛みが再発した場合
- 歯根の先に膿の袋(根尖病変)があると診断された場合
- 根管が複雑に曲がっており、内部からの治療が困難な場合
- 金属ポストや補綴物のため、再根管治療が不可能な場合
歯根端切除術の治療手順
- 精密検査:CT撮影で病変の位置・範囲を確認
- 局所麻酔:痛みを最小限に抑えるため、十分な麻酔を実施
- 歯肉の切開・剥離:感染した歯根の先端部に直接アクセス
- 病変部・歯根尖端の切除:感染組織および歯根の先端(約2〜3mm)を切除
- 逆根管充填:切除面から逆方向にMTAセメントなどを用いて密閉
- 縫合・経過観察:歯肉を縫合し、術後1〜2週間後に抜糸・治癒確認
使用する逆根管充填材(MTAセメント)
逆根管充填には、生体親和性が高く封鎖性に優れたMTAセメントを採用しています。
MTAは微細な隙間を埋め、根尖部からの再感染を防止し、同時に骨の再生を促す特性を持つ材料です。
従来のアマルガムやレジンに比べ、長期的な安定性・成功率が高い点が特徴です。
歯根端切除術のメリット
- 抜歯を避け、天然歯を保存できる可能性が高い
- 根尖部の感染を直接除去でき、再発率を抑えられる
- 術後の痛みや腫れが少なく、治癒も早い
費用の目安
| 治療内容 | 費用(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 歯根端切除術(保険適用) | 約¥5,000〜¥8,000/1歯 | 3割負担時 |
| MTA併用(自費) | ¥60,000〜¥100,000/1歯 | 再治療・難症例対応 |
術後の注意事項
- 手術当日は激しい運動や入浴を避け、安静にしてください。
- 術後2〜3日は腫れや軽い痛みが出ることがありますが、徐々に改善します。
- 処方された抗生物質・鎮痛薬は指示通り服用してください。
- 抜糸までは患部へのブラッシングを避け、うがい薬で清潔を保ちましょう。
リスク・副作用について
- 術後に腫れや出血、鈍痛を伴う場合があります。
- 骨が薄い場合、上顎洞や神経に近接するリスクがあります。
- 稀に再感染や骨吸収が起こり、再治療が必要となる場合があります。
志賀歯科医院の歯根端切除術の特徴
- CTによる精密診断
- インプラント指導医・口腔外科認定医による高レベルな外科対応
- 静脈内鎮静法による安心・リラックス治療も可能
- 歯を残すことを最優先とした治療方針
文京区で「根の先の膿が治らない」とお悩みの方へ
「根管治療をしても痛みが取れない」「歯ぐきに膿の袋ができている」といった症状でも、
歯根端切除術によって歯を抜かずに残せる可能性があります。
文京区音羽・江戸川橋・護国寺エリアで精密な根尖病変治療を希望される方は、志賀歯科医院までご相談ください。
