より痛みを抑えた治療と静脈内鎮静法
より痛みを抑えた治療と静脈内鎮静法
歯科治療に対して、「痛みが苦手」「怖い」「過去の経験でトラウマがある」 ~ このような不安を抱える患者さまは決して少なくありません。特に親知らずの抜歯、顎関節症の処置、嚢胞摘出、骨造成などの外科処置では、事前の不安や緊張が強くなる傾向があります。
当院では、できる限り痛みに配慮した治療環境を整え、さらに日本歯科麻酔学会 認定医が在籍することで、より高度な鎮静管理・痛みのコントロールを実現しています。
痛みに配慮した診療を実現するための5つのアプローチ
① 表面麻酔の徹底
麻酔針を刺す最初の瞬間が最も苦手という方が多く見られます。当院では薬剤を粘膜表面に塗布し、感覚を和らげてから局所麻酔を行います。これにより「チクッとした痛み」を大幅に軽減できます。
② 温度管理された麻酔薬の使用
麻酔薬の温度差が痛みの原因になることがあります。当院では麻酔薬を体温に近い温度に調整し、注入時の違和感を減らすよう工夫しています。
③ 注入スピードをコントロール
急激に麻酔液を入れると圧痛が出やすくなります。当院では電動麻酔器や熟練した手技によって、痛みを最小限に抑えたゆっくりとした注入を行っています。
④ 経験豊富な歯科口腔外科医による手術
親知らずの抜歯や嚢胞摘出、骨造成などは術者の経験によって術後の痛みが大きく変わります。当院では口腔外科認定医が手術を担当し、組織の扱いを丁寧に行いながら低侵襲な治療を心がけています。
“もっと痛みを抑えたい方”のための選択肢:静脈内鎮静法
痛みだけでなく、「歯科治療の恐怖心が強い」「嘔吐反射がある」「外科手術に強い不安がある」という方には、静脈内鎮静法(IVS)が大変有効です。
静脈内鎮静法とは?
腕の静脈から少量の鎮静薬を投与し、“うとうと眠っているような状態”で治療を受けられる方法です。全身麻酔とは異なり、呼吸は自分で確保でき、意識は残っていますが、不安や恐怖が大きく軽減されます。
日本歯科麻酔学会 認定医が管理
静脈内鎮静法は高度な全身管理が必要となるため、経験と資格を持つ医師の監視下で行うことが重要です。当院では日本歯科麻酔学会 認定医が薬剤量やモニタリングを担当し、安全性を最優先に実施しています。
使用するモニター機器は以下の通りです。
- SpO₂(酸素飽和度)
- 血圧
- 心電図
- 呼吸数・動脈血酸素
- 必要に応じて酸素投与
万が一の緊急対応にも備え、標準医療ガス・救急薬剤・蘇生器具も整備しています。
静脈内鎮静法が特に適しているケース
- 親知らずの難抜歯(水平埋伏歯など)
- インプラント手術
- 骨造成(GBR・サイナスリフト)
- 歯根端切除術
- 嘔吐反射が強く治療が困難な方
- 歯科恐怖症・過去のトラウマがある方
- 長時間の複数歯の治療をまとめて行いたい方
患者さまからは「気付いたら治療が終わっていた」「怖さを感じずに受けられた」といった声が多く、治療満足度向上にもつながる選択肢です。
痛みに配慮した診療は、治療結果にも良い影響を与える
痛みや恐怖が強いと、治療中の緊張により筋肉が硬直し、口が開けづらくなったり、血圧・脈拍が上昇して負担が増します。鎮静下での治療は、患者さまのストレスを軽減し、術者にとってもより精密で安全に処置を進められるメリットがあります。
また、術後の痛みや腫れも“侵襲の少ない手技”によって軽減できるため、単に「痛みを感じにくくする」だけでなく、治療全体の質向上にも繋がっていきます。
当院は「痛みを最小限に抑えた歯科治療」の提供を追求しています
- 表面麻酔
- 温度管理された麻酔薬
- 電動麻酔器の使用
- 歯科麻酔認定医による静脈内鎮静法
- 外科処置を熟知した歯科口腔外科医
これらを組み合わせることで、患者さまの不安を可能な限り減らし、“安心して任せられる口腔外科治療”を提供します。

